交通事故に遭ったら2018年05月11日
どんな軽い事故でも、事故後すぐに診療を受けないと、後から痛みがでた場合、自賠責保険等から、治療費・慰謝料が払われないことがあります。必ず、病院で受診しましょう。
居合わせた方々の協力を得て、負傷者がいる場合はすぐに救急車を呼びましょう。
そして、道路上の危険物などをかたづけて警察をよびましょう。怪我が軽微であっても、事故証明をもらうことおすすめします。
加害者の車検証、免許証を確認しましょう。 住所、氏名、電話番号、相手の保険会社、なども控えておきましょう。警察も確認してくれますが、自分でも必ず確認をしましょう。
加害者によっては、自分の交通違反・点数を気にして、連絡を渋る人や「物損扱いにしてほしい」と言う人がいますが、とんでもないことです。後からでも、「人身事故」にできますが、現場検証のやり直しなど、手間がかかります。また、保険の支払い等にも「人身事故の交通事故証明書」が必要になりますので、必ず届け「人身事故扱い」にしてもらいましょう。
怪我が酷くて、救急車で搬送されるようなときは無理ですが、証拠はなるべく残すようにします。加害者の中には、赤信号で事故をおこしたにもかかわらず、「自分の方が信号が青だった」などという方もいます。もし、目撃者がいれば、警察がくるまでいてもらい、証言してもらいましょう。
また、車や自転車などの破損状況も写真(携帯の写真でも)をとっておきましょう。
自分の加入している保険会社に電話して、今後のことを確認しましょう。
軽い事故であっても、あとから症状が出ることがあります。概ね事故から1週間以上たって、痛みを訴えても、事故との因果関係を否定されるようです。つまり、その痛みは事故とは関係ないから、治療費・慰謝料を保険から支払わないと言われる可能性があるわけです。
ですから、どんなに軽い事故であっても、病院へ行って、治療を受けておきましょう。レントゲン・MRIなども必要があれば撮りましょう。のちに後遺障害が残った場合、後遺障害診断書をかいていただくのは病院に限られますので、初診は必ず病院に行ってください。(その後の治療は、整骨院・鍼灸院でもけっこうですが、事前に相手方保険会社に連絡しておきましょう)